日記

栃木の研修4 エピローグ

飴(あめ)

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今、手元に賞金袋がある
動かすと、カサカサカサと小銭の音がする
U子と山分けした、3位の賞金2500円だ
優勝は首都圏グループ
大学時代、演劇部だったという新入社員が優勝へ導いた
賞金を受け取るその彼の格好は、裸に真っ赤なレスラーパンツ
顔には舞踏会用の面をつけ、赤パンツには金の蛇口がついていた
若さやお色気に高得点は出さない、と言い切っていた謎のX審査委員長
結局は、ぴちぴちした男性の肌と、恥ずかしい格好に落ちたわけだ
賞金を受け取るその赤パンツを、誰もが直視していたように思う

私たちは負けてしまった
一生懸命選んだ衣装も
浅草から鬼怒川までアイデアを出し合った選曲と振り付けも
本番のエロかわいい、ステージさえも
営業トークバトルも、
企画書コンテストでの優勝も
すべてが、灰色に見えた

@追伸@
次回の熱海も出し物があります
今度の金曜日ですが、打診がないのでほっとくつもりです
また云われたらどうしよう
もう口約束はお断りだ 一筆書いてもらおう

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