一心行の大桜
飴(あめ)
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ようこそ 飴のブログ【遣らずの飴】へ
『遣らずの雨*1』って、なんとも切なく色っぽい言葉だと思いません?
今日は行楽日和だそうな。どーんと高速にでも乗っちゃいたいな
どこか外出しましたか?こんにちわ、飴でございます。
私がこよなく愛する、我が九州の阿蘇大平原
その裾野、熊本県阿蘇郡白川村で、淡い薄紅色の花をつける大きな山桜
『一心行の大桜』についてお話します。
この桜は、天正14年(1580年)島津の侵攻で落城した宇土の矢崎城の城主、
峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹と云われています。
樹齢約400年、幹周7.35m、樹高14m、枝の差し渡し26m、まさに大桜です。
峯伯耆守惟冬は、落城後、故郷の白水村に戻り、戦いで散った武士の御霊を弔うため、一心に行をおさめたということで「一心行」といい、現在の地名となったそうです。
春には遠く南外輪山からでもその存在がわかるほどみごとな半円球に花をつけ
見事に咲き誇ったその美しい姿は、人々の心を癒してくれます。
ライトアップされ白く浮かび上がる姿は幻想的で、見る者すべてを圧倒します。
私はいつ見に行ったんだったかな・・・
車の免許をとってブイブイ云わせてた頃(謎)偶然通りかかったんだったカナ
九州の方もそうでない方も、機会があったらぜひお越し下さい。
*1:遣らずの雨(やらず-の-あめ):まるで訪ねて来た恋人を引き止めるかのように降ってくる雨の意
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