桜の散るまでに
飴(あめ)
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もう随分とここに居ります
ここにいつまで居て良いのか
いつまでこんなことを続けるのか
いつまで続けても良いのか
私はどうしたいのか
貴方はどうしたいのか
私は何を望んでいるのか
貴方は何を望むのか
私はどうするべきなのか
貴方はどうさせたいのか
私は何を想いここに居るのか
貴方は何を想いここに来るのか
貴方は私の何で、私は貴方の何なのか
出会いと別れの春だから
桜が咲いて散るまでに、私に答えをください
そうしないと、そのまま夏を過ごし、秋を過ごし、冬は暖かい灯が手放せなくなる
冬は淋しすぎて、こんなこと考えられなくて
そのまま、また、桜の季節が来てしまいます
それでは駄目な気がするのです
たぶん、この、肌寒い春の陽気が丁度良い
もうすぐ桜が開きます
散るまでですよ
絶対ですよ
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