軍歌とホテルパシフィック
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ようこそ 飴のブログ【遣らずの飴】へ
『遣らずの雨*1』って、なんとも切なく色っぽい言葉だと思いません?
今日は東京から責任者がやってきた。
えと、昨日は違う人が来てたんですがその人と入れ代わりでもっとエライ人が来ました。
そして私を連れて小倉の取引先に挨拶。
行きの特急電車の中では『飴はどうせ戻ってもする事ないでしょ。終わったら直帰していいよ』といわれた。
(わーいわーい早く帰れるぞ♪)
向かってる先での挨拶なんてそっちのけでルンルンだった。
挨拶は1時間ほどで終了。時計は6時半
7時すぎには帰れる手筈だった
するとその責任者、いきなり
『飴ちゃん歓迎会してないよね。やっぱ博多戻ろう!!遅くなるから新幹線で帰ろう!』
どう考えても責任者ルンルンである。
かくして私は生まれて初めて小倉→博多間を新幹線移動するのであった。
家の付近を新幹線が追加する際は(時間にして一瞬)涙が出そうでした。
2人の3月入社コンビも合流し、しめやかに飴の歓迎会が執り行われたのです。
22時になり店を出ると次はカラオケに行くという
私の最終は今乗っている23時43分発。
1時間唄ってたら乗り損ねる。なのにカラオケは無情にも決行されたのであった。
1曲目は責任者の軍歌だった。
戦時中のモノクロ映像がバックに流れ、手拍子のタイミングも分からず見入ってしまった。
責任者はうっすら涙を浮かべていた。
その後は、主役だからと誰が入れた曲であってもじゃんじゃんマイクは私に向けられ、ずばり飴のワンマンステージだった
はっきり云ってこのワンマンショーがなかったら、帰りのバスでこんなブログをあげる気にもならなかっただろう(笑)
そろそろ時間という時、責任者が云った。
『飴ちゃん!締めにホテルパシフィック唄って』
私は絶対女性ヴォーカルの歌しか唄わないのだが、さっきまでに散々唄わされたので我慢した。
精算所まで歩きながらなぜ締めがこの歌なのかたずねてみると、会社設立の2000年発売になった曲らしく、以後ずっと締めに唄うそうな
三国同盟や南京事件について熱く語り、軍歌を唄って涙する責任者
最後は警察官よりキマッテルんじゃないかと思わせる、背筋の真っすぐ伸びたすばらしい敬礼で私にエールを送ってくれていた。
まぁ、、、妙竹林カンパニーはこんな会社のようです。
*1:遣らずの雨(やらず-の-あめ):まるで訪ねて来た恋人を引き止めるかのように降ってくる雨の意